琵琶湖のおかっぱり!バス釣りに魅了された“BRUTUS”のブログ

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琵琶湖

サイレントスティックのすべて…琵琶湖生まれのジグヘッドスイミングワームについて解説します

投稿日:

どうもMAKOです。

今回は「SS」こと、サイレントスティック(silent stick)について解説させて頂こうと思います。

テストの時点で実績は十分でしたが、発売してからユーザー様からも5キロオーバーやテンポンドオーバー、ロクマルの釣果報告を複数頂けて嬉しい限りです。なんと関東地区でもテンポンドオーバーが出ています。

下記はユーザー様がサイレントスティックのジグヘッドスイミングで仕留めたロクマル5キロオーバーです。

 

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生み出した僕たちだけでなく、ユーザーの方にも釣って頂けたことが自信にもなっています。

もし釣れたよー!という方がいましたらBRUTUSのインスタや公式LINEからご連絡頂けましたら嬉しいです!

さて、それではサイレントスティックについてお話していきます。
これからサイレントスティックのジグヘッドスイミングを始めたいと思っている方は参考にしてみてください。

この釣りを覚えて損はないのでぜひ真剣に向き合ってみてくださいね。

 

「めたまさ」さんのYouTubeチャンネルで実釣&解説動画が観れます

サイレントスティックについてはめたまささんのYouTubeチャンネルでおかっぱり実釣と解説をさせていただきました。

今回の記事と合わせて視聴していただけると理解が深まると思います。

結構重要なことも動画で話しているのでじっくりと観てみてくださいね。

サイレントスティックが生まれた経緯をお話しします

遡ること10年ほど前、琵琶湖のジグヘッドスイミングの可能性を感じ練習を開始しました。

そして、数多くのバスを釣っていく中で「最もバスが喰う」と感じるジグヘッドスイミングのアクションを見つけたんです。

ただ、そのアクションを出すにはセッティングからアクションまでが結構繊細で難易度が高く、人に説明しても誰もが再現できるものではありませんでした。

「もっと簡単にこのアクションを出すことはできないのだろうか?」ということで、釣りを簡単にするためにサイレントスティックの設計を開始した訳です。

サイレントスティックの使い方。真骨頂は「微振動ジグヘッドスイミング」

ジグヘッドスイミングというと「ミドスト」をイメージされる方が多いと思います。

定義は人それぞれだったりもしますが、ここでは「ミドスト=ロール強めのスイミングアクション」とします。

しかし、先ほどお伝えした釣れると感じているアクションはロールではありません。

そう、サイレントスティックの基本アクションはロールではないのです。

アクションとしてはボディはロールさせず、テールだけをピクピクと震わせて泳がせる、そんなイメージですね。(厳密には「ロールしたいのにできない、させてもらえない」ことによって発生する艶かしさも・・・)

水平姿勢を保つために「面」を増やし、水噛みを良くしてよりゆっくりとスイミングさせるために深いリブを作り、バスの本能を刺激して我慢の限界を突破させる水流を発生させるためにツインテールにして・・・

と、最適なアクションを誰でも簡単に再現できるようにするために、思いついたものは全部盛り込みました。

サイレントスティックの名前の由来は〝静かな棒〟です。

例外はあるものの、デカイ魚には動きが派手なものよりも存在感が少なく弱い動きのものの方が有効な気がしています。

サイレントスティックは水中で目立ち過ぎず、静かにアピールすることで【賢く、太く、デカイ魚】に口を使わせることを狙っています。

ジグヘッドのセッティングについて

おすすめのジグヘッドはがまかつさんの「ホリゾンヘッド」です。

ジグヘッドの推奨サイズは#1

重さはその時々ですが、ジグヘッド初心者の方は0.9、1.3g、1.8gの3種類を用意して頂ければと。

幅を広げると0g(ホリゾンヘッドフックのみ)〜7gくらいの中で状況に応じて使ってください。

これはあくまで基本のセッティングなので、フックを大きくしたり小さくしたりなどセッティングは無限大です!

サイレントスティックはバランスがかなり良いので、多少斜めに刺さっていても真っ直ぐに泳いでくれます。(基本は真ん中刺し)

ですが、くるくる回転してしまうのはバイトチャンスが減ってしまうのでNG。

このあたりはめたまささんの動画でも話しているので、セッティングの確認方法は動画をチェックしてみてくださいね!

フックのみでスイミングさせるゼロヘッドスイミングについては下記の記事で解説しています。

【必見】ゼロヘッドスイミングのすべて…琵琶湖で生まれたノウハウを解説しました!

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基本のロッドアクションはピッチの細かいシェイク

ボディはロールさせず、テールだけをピクピクと震わせて泳がせるスイミングをするにはピッチの細かなシェイクが必要です。

慣れてくれば感覚的にわかるようになりますが、最初は難しいことは考えずにティップを細かく振ってワームに微かにテンションが伝わるようにしてみてください。(バシバシ当てずに軽くチョンチョンするイメージ)

これを最初は足元でやってみて、ワームの動きを確認します。

ワーム全体が回転せず、テールがピロピロと艶かしく動いていれば問題なしです!

ただ、これはあくまで基本アクション。応用編もいろいろとあるのですが、それはまたどこかで。

タダ巻きはi字

サイレントスティックは正しくセッティングされているとタダ巻きでi字になります。

i字でずっと引いてくるのももちろん有効ですが「i字+微振動シェイク」の組み合わせも熱いです。

i字で引いてきて魚を寄せて、食わせアクションの微振動シェイクを時より入れて・・・「コンっ!」そんなイメージです。

流れの釣りもやり易いバランス

サイレントスティックはバランスの良さから流れがある場所(河川、河口、湖流が強い場所、インレットなど)でのドリフトも得意です。

流れに乗せてリーリングせず、テールを動かすだけのイメージでドリフトしていると・・・「コンっ!」と来ます。

高速引きをしても水面から飛び出さない

これはユーザーの方でもまだあまり知らないかも?

サイレントスティックはそのバランスの良さから高速引きをしても動きが破綻せず、水面から飛び出る事なく巻くことができます。

水面直下を引き波を立てながら、まるでチャターのように引いてくるとバスがドルフィンバイトしてくることがあります。

水面にベイトフィッシュを追い込んでいたり、水面を意識してるバスが多い時に試してみてください!

ちなみにオフセットフックでもこの動きが出せるのでウィードが多い時はオフセットフックがおすすめです!

チャターやスピナベのトレーラーとしても

チャターやスピナベのトレーラーとして使用して釣ってくださってるユーザーの方もいて、好評をいただいています。

まだ試しきれていないのですが、ジグスピナーのトレーラーにもかなり良さげでして・・・

他にもまだ試せていない使用方法がたくさんあるので、おすすめできるようになったらご紹介させていただきます!

サイレントスティックのカラーラインナップ

カラーラインナップはこの7色!

どのカラーも琵琶湖実釣で実績のあるカラーです。
※新しいカラーも徐々に増やしていく予定

「どの色がおすすめですか?」とよく質問されますが、全て実績があるカラーなので・・・全部良いです!笑

仮に1色だけ選べと言われたら、個人的に最も信頼しているカラーであり琵琶湖全域で昼夜問わず釣ってきた実績のある「スモークブルーフレーク」を僕は選びます。

ご参考まで。

おすすめタックルについて

ロッドは6インチクラスのスティックベイトがフルキャストできて、細かいシェイクができるものが良いです。

ピンピンでもダルダルでもなく、程よく張りがあるロッドがやり易いですね。

(1番の推奨ロッドはMIDRIDERなので、どこかで触れる機会があればぜひ!)

リールはシマノさんではC3000クラス。ギア比は巻き感が慣れてるものであればOKです。

ラインはPE0.6〜1.2号、リーダーはワームの動きを阻害せず強度もある10〜12lbあたりがおすすめです。

 

参考に僕たちBRUTUSメンバーの基本タックルをご紹介しておきます。

MAKO

ロッド:MIDRIDER711MRS
リール:19ヴァンキッシュC3000
ライン:PE0.8+フロロ10lb

ロッキー

ロッド:MIDRIDER711MRS
リール:22ステラC3000MHG(GOLD WORKS究極式)
ライン:PE0.8+フロロ10lb

YASSAN

ロッド:MIDRIDER711MRS
リール:16ヴァンキッシュC3000HG
ライン:PE0.6+ナイロン10lb

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サイレントスティックのサイズ展開について

サイレントスティックの基準となるサイズは現在販売中の6インチです。

ですが、今後サイズ展開を予定していますのでご紹介させていただきます。

ただのサイズ違いではなく、各サイズごとに設計を見直してサイズに応じて最適化しています。

6インチ

サイレントスティックの元祖であり基準となるサイズ。

食わせ能力が抜群に高い。
すべてはここから始まっています。

3.5インチ(予定)

バマストの具にドンピシャなサイズ感。

ノーシンカー、ダウンショット、ヘビキャロなど、基本の6インチとは違った場面での出番を想定。

7インチ(予定)

サイズアップにより飛距離アップを狙ったサイレントスティック。

元祖6インチのアクションはそのままに、遠投性能が向上。

風が強くて6インチでは届かない、そんな時にも活躍が期待できます。

ベイトタックルでの使用も視野に入れています。

8インチ(予定)

8インチに関しては製品化できるか全く未定ですが、好きな人にはたまらないサイズ感。

現物はなかなかのデカさです。

ただ、この大きさですが水中では弱いアクションが出せます。

まだテスト段階ですが、ハスパターンのときに8インチの高速引きを試してみたいなと。

このサイズ感で水面直下を動きを破綻させずに引いて来れたら食わせられないか・・・など、妄想中。

個人的にとっても欲しいサイズなので少数だけ作る・・・かもです。

最後に・・・

サイレントスティックはジグヘッドブームに乗っかって作ったようなワームではありません。

〝欲しくて作っていたらジグヘッドブームが来てしまった〟というのが正しいところ。

なので、一過性で終わるようなものにはしたくないんです。

少なくとも僕は溺愛しているので誰も使わなくなって忘れ去られようとも使い続けるつもりでいます。

誰からも支持されなくなる日が来たら全在庫を自分で買い取って独占して使おうかと考えています笑

そのくらいこのワームは気に入っています。

せっかく作ったからには「サイレントスティックじゃないとダメだ!」と言ってくれる人がこの先もずっといてくれることを願って・・・

では。

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